アメリカ留学 - 留学先の選び方

アメリカ留学の目的は映画の勉強をすることだったので、留学先はロサンゼルスのハリウッド周辺!と思っていました。

しかし結果的にはミネソタ州のセントポール/ミネアポリスに9年近く滞在することに…。

初めにミネソタを選んだのには、運命的な理由があります。

渡米前、素人ではありましたが、米軍基地に住むアメリカ人に英語を教わっていました。バイトで貯めた貯金は短大へ行くには十分な額ではなかったので、まずは約一年の語学留学をしようと決めました。

英語学校を色々調べた結果選んだELSランゲージ・センターは、アメリカ中にありました。

ハリウッド周辺の大学の下調べも兼ねて、ロサンゼルス市内のELSに行こうと考えていたのですが、アメリカ人の先生に反対されました。

その先生はカリフォルニア出身で、ロサンゼルスは危険だから、アメリカに初めて行く私は、もっと安全なところを選択した方がいい、とのことでした。特に最初は英語を勉強するのだから、別の都市で英語力をつけて、アメリカの生活に慣れてからハリウッドに移ればいいという意見だったのです。

そしてすすめられたのが、先生の奥さんが生まれ育ったミネアポリスでした。

初めは場所もよく分からなかったのですが、調べていくうちにミネソタには1万個の湖があり、ミネアポリスは都市の規模の割には犯罪が少ないことなどを知り、だんだん惹かれていったのです。

セントポール/ミネアポリスを選んだことは、私にとっては正解でした。

まず、わざわざハリウッドに行くことなく、映画製作のプログラムが充実した学校を見つけることができたのです。

後にシナリオの学科もできて、2年制と4年制大学のスクリーンライティングの学位(AS in Screenwriting と BA in Screenwriting)を取ることができました。

専攻がシナリオだったので、家にこもることも多かったのですが、マイナス10度・20度が当たり前の極寒の地だったので、家の中で書くことに集中することができました。

もう一つ結果的に良かったなと思うのは、セントポール/ミネアポリスが中小都市であったこと。確かにコネ作りには不利な環境だったかもしれませんが、あの適度な競争率は自分に合っていたのだと思います。

自分でも満足のいく作品を仕上げることができましたし、シナリオのアイディアをハリウッドやニューヨークのプロデューサーやライターにピッチ(プレゼン)した際も興味を持ってもらい、人脈作りも上手くいった方でした。

大都市で大勢のライバル達に揉まれていたら、同じようにはいかなかったかもしれません。

インドア派の私にミネソタは合っていましたが、寒いのが嫌いで長い冬の間落ち込んでしまう人もいました。

冷え症の妹はミネソタからロサンゼルスに移ってから体調が良くなったそうです。

シアトルの大学に行って、雨の多さにうんざりしていた友人もいます。

あと、ミネソタは自然が多くてきれいではありましたが平坦な所だったので、山や海に囲まれた環境で育った人には物足りないという意見も…。

アメリカは広いので、留学先を選ぶのに迷った場合は、環境や気候もポイントに考えてみることをおすすめします。

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